
19日土曜は、スピリチャルな啓示を受けるイベントで1日を過ごしました。
私も最近まで知らなかったのですが、土曜日の午後5時から8時までは、
グッケンハイム美術館の入館料が寄付制となります。
友人にすすめられて気になっていた、昨年10月より始まっている
ヒルマ・アフ・クリントの単独特別展へ行ってきました。
ストックホルム生まれの彼女の作風は、とても幻想的です。
スピリチュアリズムや神智論に傾倒し、
自動書記ならぬ自動描記で絵を描かれたりしたそうです。
今は受け入られて認知度もある考え方ですが、
彼女の生きていた1900年代初めは、とても変わっていたと思います。
実際、彼女の遺言には彼女の死後20年間は公開しないようにとも
指示されていたそうです。

彼女は自分の作品達を最終的にはスパイラルの形の
神殿に飾りたいと願っていたそうですが、
この美術館はまさにスパイラル!


現実に100年以上経過してから世界中の沢山の人達が訪れる
美術館に展示された事が、必然だったのだろうと感じました。
もともと彼女は、王立アカデミーで秀逸な実力高く、
写実的な作品は丁寧で美しく女性らしい繊細な作品もありました。
とても素晴らしい展示でした!今年4月までだそうですから、
皆さんも是非!

こんな風にどこの美術館も市民に楽しめるようになっているのが、
N Yライフの楽しいところです。
寒い日でしたが、外の長い列に並んで30分程で、入館することができました。
今はオフシーズンですから、ニューヨーカーの狙い目ですね。
もともと最初はこの映画を鑑賞するために出かけました。
エドガー・ケイシーが遺した様々なリーディング(心霊書記による様々な啓示)と
ホリスティク医学の先駆けとなる考え方と彼の生涯を紹介しつつ
遺された沢山の啓示からこれからの私達の意識へ問いかける、
メッセージ性の高い映画です。
以前からマクロビオティックを学んでいる時にも
エドガーケイシーの事を聞いていましたし、
何冊か本を読んだこともありました。
というのも、彼が遺した医学的なアドバイスのリーディングは
マクロビオティックと重なる事がとても多いのです。
映画の中でも、現代社会が「咀嚼」をしっかりせず
慌てて食べてしまうけれども、それが一番体を崩す原点である事。
野菜中心の肉食や乳製品を控えた食改善の指示。
マクロビオティックでも同様で、さらに夏野菜やナイトシェイドベジタブルを控える事を
すすめていますが、それはまさに夏が旬のナス科の野菜で
ケイシーのリーディングでも皮膚疾患の改善などにその野菜を控えるよう
指示している事などなど。
マクロビオティックを通して皆さんに紹介している、
「心と魂と身体」の全てが調和して平和である事が
人生を健康で謳歌できる真髄であるという意識。
だからこそ、心を育むための瞑想や祈りの大切さ。
とても素晴らしいメッセージを頂けると映画で
白鳥監督の素晴らしい作品の一つとなりました。
日本の各地でも随時上映されているそうですから、
こちらもお勧めです!

盛りだくさんな、素晴らしい1日となりました。
前日は一日布わらじクラスを開催していました。
オープンクラスとしたので、それぞれ皆さんに直接お教えできる
形式で進める事ができました。

写真の布ぞうりは生徒さんが仕上げた布ぞうりです!
和布やハワイアンの布地で作った鼻緒を用意しておいたので、
どれも可愛らしく仕上がりました!
初心者の作品とは思えないくらいの素晴らしい完成度。
履いてフローリングが綺麗になる〜
何度も洗って使える優れものです。
黙々と何かを作る時は瞑想の状態に近いようですが
布わらじもそんな意識も持てると思いますよ。
クラスのお話も違っているようで、やっぱり繋がっている!
春になったらまた開催しますね。