ペルー神秘の旅 ②
2008年 12月 25日
今回ランペルー航空を利用して、夜10時半出発の飛行機に乗り込みました。
到着は翌日の朝7時半。
大体8時間のフライトと考えていればいいと思います。
久しぶりに利用したランペルー航空の飛行機は思ったより快適でした。
時差がないので、この飛行機の中で一泊目となります。
ペルーの首都リマは、大きな都市です。
今回ナスカの地上絵も訪れたのですが、まずはクスコに移動しました。
空港を出ることなく、そのまま朝の国内線で、リマ空港から一路クスコへ。
国内線は1時間15分程です。

今でも飛行機の乗り降りはよくタラップを使う、国内線です。
今回のペルー国内での手配は、直ツアーさんにお願いしました。
実は一回目の旅からお世話になっている個人ツアー専門の旅行会社です。
クスコを拠点として、ペルー旅行全般に心強いアットホームなサービスをしてくださいます。
個人旅行者のニーズに合わせてリーズナブルな価格にはいつも頭がさがります。
もしペルー旅行を考えているなら、ぜひお勧めいたします!
ということで、今回、クスコ、マチュピチュの部分ではガイドを一切つけませんでした。
もともと2003年に始めて訪れた一回目からガイドなしでやりくりできたのですが、
今回は、私が山口先生ご夫婦のガイド役となりました♪
さて、クスコは標高3400m。
突然山の頂上につれてこられたような訳ですから、高山病にならない注意が必要です。
今回は直ツアーさんのお勧めもあり、
クスコに到着するもそのままゆっくり2時間かけて移動し、
標高が2800mと少し低めのオリャンタイタンボへ向かいました。
こちらは6000m級の山々に囲まれ、川に沿って谷になっています。
この聖なる谷とも、ウルバンバの谷とも呼ばれる肥沃な土地に、
昔からインカ帝国の中枢をなしたであろう遺跡や村々が残されています。
そして今もこの村々はペルーの人々の大切な生活があります。

途中、ヤナワラ(オリャンタイタンボ手前30分位のところです)の
直子さんの「風の谷DOJOヤナワラ」に立ち寄りました。
直子さんのサイトに詳しいことが書かれていますが、
彼女は旅行会社を経営する傍ら、合気道を学び、とうとう黒帯まで!!取得された方です。
そして、その合気道の道場としてこの場所を作られたのですが、
今は多目的に自由に使ってみたいと考えられているそうです。
今までに日本からいらした先生が、10日間本断食プログラムをここで企画されています。
こんな素晴らしい自然に囲まれた中で断食を行うことができるなら、
本当に体がリセットされることでしょう。


そして、こちらでランチをご馳走になりました。
ランチには地元でとれたただ茹でただけのジャガイモや、エンサラーダという
紫玉ネギを主にこちらの地元で取れるレモンとライムを足して2で割ったような、
すっきりした味のレモン汁を使って作ったサラダも頂きました。


私達のためにベジタリアンメニューにしてくださいました。

キノアの入ったベジタブルスープも頂きました。
全て素材の味が楽しめる、とっても美味しい品ばかりでした。

ご飯とカボチャの組み合わせが、美味しい一品もありました。

ペルーには豊富な穀物があります。
土地柄、キノア、赤いキノア、アマランサス、麦などの穀物が手軽に昔から食されています。
ここにはこの土地にあった食事法があります。
それは長い歴史の中で、培われてきた人々の知恵です。
マクロビオティックの理論ともそった部分が多くみられ、感嘆することしきりでした。